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WAON RECORDS



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2020@Home 木琴との出会い

下村実紗子(ピアノ) 通崎睦美(木琴)

ALQ-4646 / 66min30sec Stereo / CD 2020年12月10日発売 税別¥2,000 販売:アルブレー扱い
JAN/EAN 4560205950099
解説:下村実紗子(日本語)

木琴奏者の通崎睦美さんをゲストに迎え、ピアニスト下村実紗子さんのソロとデュオによる親しみやすい曲を集めた楽しいアルバム。よくご存知の曲も木琴が加わるとまた違った趣になります。タイトルは、“みなさまのおうちにお届けするコンサート”という思い。古典から現代までの色とりどりな作品を、ゆったりお楽しみください。DCアンプマイク(ペア)と2.8MHz DSDによる高音質録音です。※「京都市文化芸術活動緊急奨励金」事業


[収録曲目]

1-3.ハイドン=野田雅巳ソナタ (原曲:クラヴィーア・ソナタ ニ長調 Hob.XVI/37) *
4.クライスラーベートーヴェンの主題によるロンディーノ *
5.ショパン=リスト私のいとしい人 (6つのポーランドの歌 より)
6.モーツァルトアイネ・クライネ・ナハトムジーク 第1楽章 (セレナーデ ト長調 K.525) *
7.グラナドス嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす (組曲「ゴイェスカス」 より)
8.シューベルト=リストセレナーデ (歌曲集「白鳥の歌」 より)
9-14.バルトークルーマニア民族舞曲 *
15.ラフマニノフ絵画的練習曲「音の絵」Op.39-5
16.ビゼー=松園洋二カルメン綺想曲 *
17.吉松 隆ピアノ・フォリオ…消えたプレイアードによせて
18.リスト愛の夢 第3番
 
*:ピアノ&木琴 Duo

[演奏者プロフィール]

下村実紗子 しもむらみさこ(ピアノ)
京都市生まれ。東京音楽大学卒業後、渡独。ドイツ国立カールスルーエ音楽大学ピアノ科、室内楽科、及び同大学院ソリスト課程をそれぞれ最優秀の成績で修了。ドイツ国家演奏家資格取得。第7回Dr.H.ビュットナーピアノコンクール第1位受賞。ビュットナー財団より奨学金を授与される。ブレスト国際ピアノコンクール、ガバラ国際ピアノコンクール他、国内外で入賞多数。ドイツ・バーデン=バーデンフィルハーモニー管弦楽団、イスラエル・ラナアナ交響楽団、ルーマニア国立トゥルグ・ムレシュ交響楽団等と共演。2010年帰国、同年よりシリーズ「おこしやすコンサート in 京町家リマホール」を年に2回開催し、多くの共演者とともにクラシックの普及に力を注いでいる。これまでに日本をはじめ、ドイツ、イタリア他欧州各地で音楽祭、リサイタル、ラジオ等にソリスト・室内楽奏者として多数出演。2018年度第1回日本歌曲コンクール in 薬師寺、第29回日本ドイツ歌曲コンクールにて優秀共演者賞受賞。これまでに山田淳子、武田一彦、大谷真美子、F.ゾルター、O.ヤブロンスカヤの各氏に師事。1stアルバム「Fantasy」リリース。日本演奏連盟正会員。
 
Photography : TAKUMI JUN

通崎睦美 つうざきむつみ(木琴)
京都市生まれ。京都市立芸術大学大学院音楽研究科修了。マリンバのソリストとして活動する中、2005年東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会(指揮/井上道義)で、木琴の巨匠・平岡養一氏が初演した紙恭輔「木琴協奏曲」(1944)を平岡氏の木琴で演奏。それを機に、氏の愛器と約600点にのぼる楽譜やマレットを譲り受けた。以後、演奏・執筆活動を通して木琴の復権に力を注いでいる。2013年に上梓した平岡の評伝『木琴デイズ 平岡養一「天衣無縫の音楽人生」』(講談社)で、第24回吉田秀和賞、第36回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)を受賞。翌年より地元京都で、年に2回、本の内容を音楽で辿るシリーズ「今、甦る!木琴デイズ」を開催している。2018年4月には、ニューヨーク州立大学オスウィゴ校の招きで渡米。同大学をはじめニューヨーク州郊外の各地でコンサートやマスタークラスを行った。また、2000年頃よりアンティーク着物の着こなしが話題となり、コレクションやライフスタイルが様々なメディアで紹介されている。CDに「1935」「スパイと踊子」他、著書に『天使突抜一丁目〜着物と自転車と』(淡交社)他。
 
Photography : Hiromasa Akaishi 明石祐昌


[使用楽器]

ピアノ : Steinway & Sons D-274
木琴 : Deagan Artists’ Special Xylophone No.266 (1935年、ディーガン社製、アメリカ)


[Recording Data]

録音日時・場所
2020年7月10日〜11日 ロームシアター京都サウスホール
[ 2.8224MHz DSD Recording & 44.1kHz 16bit Editing ]
使用マイク(ステレオペア)
改良型金田式DCアンプマイク Schoeps MK2H 無指向性カプセル装着
設計・製作 : 毛利忠晴 (PureT Records), 2018年モデル
セッティング
Pair microphones A-B stereo
プリアンプ
PT-MPP02 改良型金田式DCアンプマイク専用 非平衡−平衡変換アンプ及び高品位電源
設計・製作 : 毛利忠晴 (PureT Records), 2017年
ADコンバータ&マスタークロック
Mytek Digital Brooklyn ADC
レコーダー
TASCAM DA-3000
DSD to PCM converter
Weiss Saracon-DSD
マスタリング時マスタークロック
Grimm Audio CC2
  • Producer : Misako Shimomura 下村実紗子
  • Recording & Editing : Kazuhiro Kobushi 小伏和宏
  • Piano regulation & tuning : Tetsuya Nakatani 中谷哲也
  • Road crew (Xylophone) : Satoshi Nishimoto 西本諭史
  • Special thanks to Mutsumi Tsuuzaki
  • Cover photography : Piano - Naoko Matsumoto 松本直子 / Xylophone - Tadaaki Nakagawa 中川忠明
  • Cover design : Waon Records Design Room

[録音のこだわり]

コンサートグランドピアノも録音の難しい楽器ですが、通崎さんの演奏用木琴も楽器としてのスケールが大きく、マレットを変えることで音質が大きく変化することもあって、なかなか難しい録音でした。DCアンプマイクを用いたペアマイクステレオで収録しています。2つの楽器の微妙な響きまでを克明に捉えています。COVID-19に伴う「京都市文化芸術活動緊急奨励金」事業でしたので、費用も時間も限られておりいつもよりも制約が多い制作でした。コスト圧縮のためにいくつかの工程を飛ばさなくてはなりませんでしたので、オリジナルの2.8MHz DSD音源をいきなりCDフォーマットに落として編集しました。最終マスタリングまで音量を変化させないので、16bitでも十分な高音質が保てます。むしろ普段よりサンプリング変換の回数が少ない分、新鮮な音質が保たれ、ピアノと木琴のクリアな音像が立ち上がってきます。音楽ファンはもちろん、オーディオマニアの皆さんにもおすすめできる仕上がりです。よくご存知の曲でも木琴のトレモロで聴くとまた違う曲のような趣です。ぜひお楽しみください。