Opus 22

ヘンデルの音いろ
福永吉宏 フルート / 上尾直毅 チェンバロ
2009年5月9日(土)午後3時開演 ¥3,500(自由席 中学生以下¥2,000)
終了しました

◆プログラム◆
G.F.ヘンデル
フルートと通奏低音のためのソナタ集 作品1より
イ短調 作品1−4
ト長調 作品1−5
ハ長調 作品1−7
ロ短調 作品1−9
ハレソナタ イ短調 HWV374
チェンバロ組曲 第5番 ホ長調「調子の良い鍛冶屋」


福永吉宏 Yoshihiro Fukunaga ー flute

大阪芸術大学演奏学科卒業。フルートを故山田忠男、小久見豊子、荒井博光、西田直孝の諸氏に師事。リコーダーを西岡信雄氏に師事。大阪リコーダーコンソート在籍中に全日本リコーダーコンクール、アンサンブル部門最優秀賞など多数受賞。1980年ドイツ、カールスルーエ音楽大学入学。レナーテ・グライス・アルミン氏に師事。 1981年京都・バッハ・ゾリステンを創立、主宰し京都の洛陽教会を本拠地として定期コンサートを行っている。《バッハ・カンタータ200曲全曲連続コンサート》を1987年にスタートさせ2005年11月に完結(日本では初の試み)。1999年フルートリサイタルにおいて大阪文化祭賞奨励賞受賞。1994年のドイツ演奏シリーズに於いてライプツィヒ聖トーマス教会にて指揮したマニフィカートが当地のテレビ・新聞にて絶賛される。1996年、2000年カールスル−エおよびフライブルクなど各地の独日協会文化局の主催によりドイツ公演を行っている。2004年山本恭平氏と共にデュオ・ヘルム−ト・レゾナンツを結成し定期的に公演を続けている。フルート奏者として活躍する傍ら、各地でのレクチャーコンサート等を開催するなど、その活動は多彩。ワオンレコードよりCD『J.S.バッハフル−トソナタ全集〈全8曲〉』(チェンバロ:小林道夫)をリリース。日本フルート協会常任理事。大阪芸術大学客員教授。京都・バッハ・ゾリステン主宰、指揮者。

Discography
 「J.S.バッハ フルートソナタ全集」WAONCD-020/021


上尾直毅 Naoki Ueo ー harpsichord

東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を1991年に卒業。藝大在学時ピアノを辛島輝治氏、チェンバロを山田貢、鈴木雅明、渡邊順生の各氏に師事する。1992年第6回古楽コンクールで「通奏低音賞」を受賞する。同年よりアムステルダム・スウェーリンク音楽院にてチェンバロをG・レオンハルト、A・アウテンボッシュの両氏に師事し1995年ソリストディプロマを得て卒業。続いてデン・ハーグ王立音楽院にてフォルテピアノをS・ホーホランド氏に師事し1998年にソリストディプロマを得て卒業。 1999年よりデン・ハーグ王立音楽院古楽器科の正式伴奏員を勤め、2000年から帰国する2001年まではオランダ室内管弦楽団のチェンバロ奏者も勤める。鍵盤楽器のみならず18世紀フランス宮廷で大流行した小さなバグパイプ「ミュゼット」を独自に研鑽を積み、数少ないミュゼット奏者の1人として活動すると同時に、その研究をインターネット上に発表している。2001年に帰国後は日本国内において、ソロ、アンサンブルの両方で数々のコンサートに出演している。ソリスト、通奏低音奏者としてCDの録音にも参加しており、現在、国内を中心に鍵盤楽器奏者そしてミュゼット奏者として活動している。

Discography
 「オランダバロックの愉悦」WAONCD-040
 「バルサンティ:リコーダーソナタ」WAONCD-080


企画制作:ワオンレコード