WAONXA-236/237
(2014年5月15日発売) Open Price

録音日:2012年7月1日〜3日
場所:フランワレ教会
(ベルギー、ナミュール市郊外)

Producer:小伏和宏
Rec. & Edit.:Manuel Mohino
チェンバロ調整:Anthony Sidey



《176.4kHz 24bit recording》
Microphone:DPA 4006 x5
Pre-amp & AD converter : RME Micstasy

《176.4kHz 24bit PCM editing》
DAW:Merging Technologies Pyramix
DDC to 96kHz 24bit:Weiss Saracon
Monitor : Waon Reference Monitor



Cover design, Art work:小伏和宏

■Profile
三和睦子(チェンバロ)
桐朋学園大学古楽器科チェンバロ専攻卒業後、同大学研究科修了。相愛大学古楽器科チェンバロ専攻非常勤講師を経て、兵庫県新進芸術家海外留学助成事業の第一期生として、ベルギー・ゲント王立音楽院に留学。1996年最高栄誉賞付ディプロマを得て卒業。同年、オーストリア・スティフトメルク古楽コンクールで特別賞を受賞。
1996年よりブリュージュ国際古楽コンクール公式伴奏者をつとめる。ソリストとしては、ブリュージュ国際古楽音楽祭、ユトレヒト古楽音楽祭、フライブルク(スイス)国際音楽祭、リューベック・オペラ座コンサートシリーズなどに出演。また室内楽奏者としては、イル・フォンダメント、レ・ザグレマン、ベルギー・フランドルオペラ座(ロイ・グッドマン、ポール・グッドウィン)、ブラジル・サンパウロ市立劇場(ニコラウ・デ・フィゲイレド)などと共演する。
2010年にリリースした、日本では始めてのソロCD「J.S.Bach Transcriptions」(ワオンレコード)がレコード芸術誌の特選盤及び優秀録音に選ばれた。
1996年から2006年までゲント王立音楽院講師。
チェンバロを故鍋島元子、鈴木雅明、ジョン・ホワイトローの各氏に、文化庁芸術家在外研修員としてパリでニコラウ・デ・フィゲイレド氏に師事。
現在、ヨーロッパ、日本で演奏活動を行っている。

Mutsuko Miwa (harpsichord)
Mutsuko Miwa studied harpsichord with Motoko Nabeshima and Masaaki Suzuki at the Toho-Gakuen University in Tokyo. She also studied with John Whitelaw at the Ghent Royal Conservatory in Belgium and with Nicolau de Figueiredo in Paris supported by a fellowship from the Agency for Cultural Affairs of Japan.
She obtained the special prize at the international competition Stift-Melk in Austria. Since 1996, she has been an official accompanist at the international competition of Musica Antiqua in Bruges. She was also an official accompanist at the Chimay Baroque Singing Competition in 2000.
She has taught harpsichord at Soai University in Japan and at the Ghent Royal Conservatory. She has played with Il Fondamento (Paul Dombrecht), Les Agrements et le Choeur de Chambre de Namur, the Orchestra of Flanders Opera (Roy Goodman, Paul Goodwin), the Beethoven Academy, the Teatro Municipale in Sao Paulo (Nicolau de Figueiredo) and with other ensembles.
She gave solo recitals at the Utrecht Baroque Festival, with Musica Antiqua in Bruges, with the Bach Festival in Amsterdam, and at the International Music Festival in Friburg, Switzerland.
Her first solo CD メJ.S.Bach Transcriptions モ (Waon Records) was released in Japan in 2010. It was awarded the highest prize and the excellent recording by the magazine 'Record Geijutsu'.

Photo by Shinichi Kida


■録音のこだわり
このアルバムは、ヨーロッパ(ベルギー)で収録しました。録音は三和さんの前作「J.S.バッハ Transcriptions」同様、サーヴァールさんのプライベートレーベルのAlia Voxをはじめ、αレーベルなどヨーロッパの優良録音レーベルで活躍する、マニュエル・モヒノ(マヌエル・モイノ)氏によるものです。録音会場は、とても美しい響きのする教会です。それ以上に今回の目玉は楽器です。アンリ・エムシュが1751年に製作したものそのもの、即ちオリジナルです。これはラモー自身も弾いたかもしれないと伝えられています。楽器調整はこの楽器を知り尽くしているアンソニー・サイディー氏がして下さったので、状態はすこぶる良し。枯れた(?)とても魅力的な音がしています。録音機材はモヒノ氏がいつも使われている、すなわちヨーロッパの優良録音レーベルで使われているのと同じもの。DPAの4006TLマイクを5本使っているのはサラウンドを意識してのこと。でも今回はステレオミックスのみを使用しています。オリジナル楽器の音をできるだけそのまま皆様にお伝えしたいということで、編集が完了した時点のハイレゾマスター(176.4kHz/24bit WAVE)をモヒノ氏に送っていただき、それをそのまま収録しました。つまりCDの元となった音源を何も触らずそのままお届けしているということです。ただ、176.4kHzというサンプリングは再生できないシステムもいくつかありますので、Weiss Saraconを使って極力音質劣化を押さえつつ96kHz/24bit WAVEに変換したデータも同梱しました。三和さんのすてきな演奏、素晴らしいオリジナル楽器の音色を存分にお楽しみ下さい。