WAONXA-258/259
(2014年5月29日発売) Open Price

録音日:2012年4月16日/6月5日/10月16日/11月20日
場所:日本基督教団 富山鹿島町教会

Producer, Engineer, Edit:小伏和宏
Co-producer:兼岩好江(Office ARCHES)
Director:片山佳織
楽器調整 : 和久井輝夫



《5.6448MHz DSD recording》
Microphone:MBHO MBP604/KA100LK
Method:Stereo A-B
Pre-amp : Grace Design Lunatec V3
Recorder:KORG MR-1000
Monitor:Grace Design m902B + Sennheiser HD580/Clou Cable

《192kHz 24bit PCM editing》
DDC:Weiss Saracon-DSD
Monitor : Waon Reference Monitor



Cover design:才村昌子
http://www.saimura-masako.com/

■Profile
松原葉子(リードオルガン)
富山生まれ。幼少の頃よりピアノを始める。15歳より教会での礼拝奏楽に携わり、教会音楽の学びを志す。1996年、フェリス女学院大学音楽学部楽理学科卒業。オルガンを林佑子、宮本とも子、三浦はつみ、作曲を岡島雅興、松本日之春、土田英介、音楽学を寺本まり子、秋岡陽の各氏に師事。2000年「立教学院創立125周年記念教会音楽作曲コンクール」3位入賞。日本オルガン研究会、日本リードオルガン協会、日本賛美歌学会会員。日本基督教団富山鹿島町教会オルガニスト。2010年、初ソロCD「In dulci jubilo 甘き喜びのうちに」(ワオンレコード WAONCD-200)をリリース。

Yoko Matsubara (reed organ)
Yoko Matsubara was born in Toyama, started to learn playing the piano since early childhood, has been engaged in the church-service music from the age of 15, and intended to study the church-music. She was graduated from Ferris University, College of Music, Department of Musical Arts, studied the organ under Yuko Hayashi, Tomoko Miyamoto, Hatsumi Miura, composition under Masaoki Okajima, Hinoharu Matsumoto, Eisuke Tsuchida, and musicology under Mariko Teramoto, Yo Akioka. She won the third prize in the contest of composition of the church-music for the 125 anniversary of the foundation of Rikkyo Gakuin. She is a member of Japan Organ Society, Reed Organ Club Japan, and the Hymn Society in Japan and now the organist for the United Church of Christ in Japan, Toyama Kashimacho Church.
She released her first solo CD モIn dulci jubiloモ[Waon records]in 2010.

Photo by Kazuhiro Kobushi (Canon EOS50D, Sigma 24-70mm/f2.8 DG Macro)


■録音のこだわり  録音セッションでのこだわりはCD盤の方をご覧下さい。
CDのハイレゾマスターデータからダイレクトに、Weiss Saracon-DSDの10次のモデュレーターにより、収録時のオリジナルのフォーマットであるDSD128(5.6448MHz DSD)あるいはDSD64(2.8224MHz DSD)に戻した音源です。DSDで録った音源はPCMで編集してから戻しても、DSDの特徴を濃く残しています。リードオルガンの音は、パイプオルガンに比べても複雑で密な倍音を含んでおり、さらに調律が平均律である事から倍音の中に複雑なうねりがあることも手伝って、まともに再生することが意外と難しいのです。CDではその厄介な倍音成分が幾分カットされてしまっていますので、再生が難しいということはありません。一転ハイレゾではその倍音が全部生きてきますので、再生はなかなか手ごわいです。特にDSDではかなり高いところまで音域も位相情報も保持されていますので、うまく再生できればとてもリアルな美しいオルガンの音を聞くことができます。スピーカーの間に、3m位先に置かれたオルガンを目で見るようなサイズで音場再現されるようならかなり良い線を行っています(ニアフィールドで聴かれている方は当然音像はミニチュア化します)。再生系の群遅延特性が良くないと、オルガンが左右一杯に広がったり、あるいはモノーラルに近い小さな音像になったりしてしまいます。また高域特性が良くないと多量の倍音のせいで歪みが増えたりもするようです。平均律とは思えない濁りの少ない透明感のある音色が出せればやはりかなり良い線行っています。オーケストラを大音量で再生するよりもこの録音を普通の音量で再生するほうが再生系のアラがよく見えるかもしれません。システムチェック用に一枚いかがですか? 皆さんの「受難と復活」の日々が始まるかもしれません(^o^)