WR-2015
(2008年8月31日リリース) Open Price

録音日:2008年5月16日
場所:神戸芸術センター・プロコフィエフホール

Producer:守安 功
Director, Engineer, Edit:小伏和宏
Assistant Director:綾部曜子
Cover design:小伏和宏



《96kHz 24bit PCM recording》
Microphone:
MBHO MBP604/KA300NB(L-R)
Neumann M147tube(Center)
Method:Optimized Cardioid Triangle-(OCT)
Pre-amp:Millennia HV-3C type I(L-R)
Grace Design model 201(Center)
ADC & Digital Mixer : Metric Halo mobile I/0 2882+DSP version 4
Recorder:TASCAM DV-RA1000
Clock:Rosendahl nanosyncs
Monitor : Grace Design m902B + sennheiser HD580 + CLOU cable

《96kHz 24bit PCM editing》
DAW:Waon DAW mk III
DDC:dcs974
Monitor : PMC TB1SM(改)
外部騒音除去のためにEQ使用(HPFとして)
サンプリング・リバーブ付加


■Profile
守安 功(もりやす・いさお)
守安 雅子(もりやす・まさこ)

守安功と雅子の二人は、1990年代より、アイルランドに毎年、数ヶ月間滞在し、変わりゆくこの国を見つめ続けてきました。そして、今は亡き名人たちを含む、アイルランドのさまざまな地方の演奏家たちから教えを受けてきました。その活動は、ドキュメンタリー番組にもまとめられ、2002年、アイルランド国営放送でも放映されました。伝統的な奏法をベースにしながら、最近では、アイルランドとスコットランドの、17世紀から19世紀の音楽の発掘と演奏や、新しく作られた名曲の紹介なども、積極的に行っています。2007年に始まった、世界初の試みとなる、アイルランドで最も重要な作曲家、ターロック・オキャロランの全作品録音プロジェクトは、各方面より注目を集めています。
公式ホームページ「アイルランドの風」
ブログ「旅日記」

中尾敦子(なかお・あつこ)
同志社女子大学音楽学科声楽科卒業。同大学音楽学会《頌啓会》専修修了。三原剛、今泉道隆の各氏に師事。大学卒業後、楽器としての体、声づくりを中村勢津子氏のもとで研鑽を積む。広島オペラルネッサンスの勉強会や久留米サマーコンサートに参加。2003年岐阜県サラマンカホールにて「フィガロの結婚」伯爵夫人役で出演。2006年モーツアルトの歌曲とオペラアリアでリサイタルを開催。2007年第8回大阪国際音楽コンクール声楽部門入選。現在は地域のサロンやホール、老人福祉施設等で演奏会の企画開催を行っています。

■録音のこだわり
自主制作品の常でもありますが、限られたバジェットと限られた時間の中で確実にある程度のクォリティーを確保しなければなりません。今回は、コンサートのために神戸に来た守安さん達を1日で収録するために、新神戸駅近くのホールを使いました。ピアノ演奏用に作られた小ホールで響きが少なく、外部からの騒音の浸入もあったので、はじめからイコライザーとリバーブの使用を前提に収録しました。マルチマイク+アンビエントで行きたいところでしたが、会場内にフラッターエコーが立っていたので、アンビエントマイクのセッティングが困難でした。そこで、スポットマイクと音場形成の両方を兼ねさせるという意味合いで、OCTという3本の単一指向マイク(実際には両脇は広単一指向を使用)を約30cmずつ離して一列に並べるセッティングを使用しました。結果としてクリアな集音と明確な音像定位が得られ、編集でサンプリング・リバーブを付加してもボケボケにならない録音ができました。Metric Halo mobile I/0 2882+DSPでアナログ−デジタル変換をしてミキシングした信号をデジタルのままTASCAM DV-RA1000に入力して収録しました。出来上がりの音はなかなかきれいです。