詳細情報
To Sing From Memory Satoru Ajimine
安次嶺 悟(ピアノ) 小笹了水(ベース) 佐々田 光則(ドラムス)
WAONCD-3030 / 45min Stereo / CD(HQCD) 2017年7月9日発売 オープンプライス JAN/EAN 4560205952130
解説:藤本史昭(日本語、英語)
Stereo誌〈優秀録音〉福田雅光氏選
ステレオペアマイク+5.6448MHz DSD高品位録音ジャズ・アルバム第3弾。TAKEDA MEETS TANA AGAINでも魅力的なピアノを聞かせた安次嶺悟のリーダーアルバム。スタンダートなジャズだけでなく、伝承曲やポップスからも、美しいメロディーを見出しては慈しみ深く奏でる。そんな安次嶺悟のジャズを、HQCD仕様CDの高音質でお楽しみください。
[収録曲目]
- WORDS GET IN THE WAY
- THE TOUCH OF YOUR LIPS
- THE WATER IS WIDE
- I'LL BE SEEING YOU
- TWO FOR THE ROAD
- I'LL REMEMBER APRIL
- SOLITUDE
- LES PARAPLUIES DE CHERBOURG
- BLUE MONK
- CRY ME A RIVER
- MOKUREN NO NAMIDA 「木蘭の涙」
[演奏者プロフィール]
安次嶺 悟 あじみね さとる
1957年生まれ。岐阜県出身。大学時代にアレンジの勉強のためピアノをはじめ、そのままプロとして活動を開始した。85年に渡米し、帰国後Real Music Studioを設立。関西圏でライヴ活動をおこなうほか、現在大阪芸術大学の教員もつとめている。05年には第13回中山正治ジャズ大賞を受賞した。リーダー作品として、「For Lovers」('09年)が、主な参加作品として、「Takeda Meets Tana Again」('15年 竹田一彦)、「Live At Just In Time」('09年 竹田一彦)等がある。
小笹了水 こざさ りょうすい
1956年生まれ。長崎県出身。75年からプロ活動を開始し、大阪ロイヤルホースのハウス・ベーシスト、北野タダオ & アロー ジャズ オーケストラのメンバーを経て現在はフリーランス。安次嶺をして「あらゆる音楽に精通した関西随一のスタジオ・ミュージシャン」といわしめる名手である。主な参加作品として、「For Lovers」('09年 安次嶺悟) 等がある。
1980年生まれ。京都府出身。高校でドラムをはじめ、ヤマハ音楽院大阪に進学。卒業後は自身のグループのほか様々なバンドで活動している。その繊細な感性を買われ、今回抜擢された。
[Recording Data]
- 録音日時・場所
- 2016年10月12〜13日 兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホール
- [ 5.6448MHz DSD Recording & 192kHz 24bit Editing ]
- 使用マイク(ステレオペア)
- DPA 4011TL x2
- セッティング
- Near coincident pair microphones stereo
- プリアンプ
- Tube Pre-amp 佐藤俊哉作
- レコーダー
- TASCAM DA-3000
- マスタークロック
- Antelope Audio Isochrone OCX + SFORZATO PMC-03 (battery powered)
- コントロールアンプ
- SPECTRAL DMC-30SV
- パワーアンプ
- SPECTRAL DMA-260 Series 2
- モニタースピーカ
- Raidho X-1
- Excutive Producer : Kazuhiro Kobushi 小伏和宏
- Recording Producer & Mastering : Shinichiro Isomura 礒村信一郎
- Recording : Shinji Higashiura 東浦信二
- Translation : Yuki Ishiwata 石渡悠起子
- Cover design & Art works : Masako Saimura 才村昌子〈オフィシャルサイト〉
[録音のこだわり]
安次嶺さんのご希望もあって、コンサートホールでの収録です。幸運なことに一番くじを引いて、大人気のホールを2日間押さえることができました。マイク2本によるペアマイクステレオ、フォーマットは5.6448MHz DSDIFFで録音しました。ステージ背後からの反射音が強いので、背面側幅いっぱいに暗幕を張って響きをコントロールしています。マイクアンプも録音機もマイクすぐそばの舞台下に設置し、最短距離のケーブルで接続することで音の鮮度を保っています。最低限の編集だけを行って、マスターを仕上げました。今回はDDPフォーマットで記録したものを工場へ入れて製造してもらっています。高音質なHQCD仕様のCDです。ライブステージさながらの演奏をお楽しみください。