カッチーニ:甘いため息 モンテヴェルデイ: あなたの眼差しが ああ、倒れる 生きることをやめてしまおう なんと甘い苦痛が ディンディア:わたしが悲しめば フレスコパルデイ:こんな僕を侮辱してていいのかい メールラ:それはとんでもない思い違いというものだ フレスコパルディ:十字架の下のマクダラのマリア フェッラーリ:宗教的カンタータ「この鋭い茨のとげは」 |
■小林木綿 Yu Kobayashi ー vocal soprano 武蔵野音楽大学声楽科卒業。バロック音楽様式、演奏解釈を有村祐輔、宇田川貞夫の各氏に師事。1994年第8回古楽コンクール(山梨)審査員奨励賞受賞。1996年第33回ブルージュ国際古楽コンクール第2位受賞。(声楽としては歴代最高位)また日本人の声楽家として初の快挙であった。またその演奏は審査委員であったヴィーラント・クイケン氏から絶賛され、同年11月には石橋メモリアルホールにて受賞記念コンサートを開催、大好評を得、また読売新聞紙上でも高い評価を得た。各地古楽音楽祭、数々の演奏会にソリストとして出演。また独自のリサイタルシリーズとして「La voix」を立ち上げ、2005年、2007年に開催しその演奏は高く評価された。今年11月にはヘンデル没後250周年記念のプログラムとして第3回目を開催予定。2008年よりチェンバリスト岩渕恵美子氏主宰「歌と詩の解釈、通奏低音セミナー」の講師を務める。 |
■櫻田 亨 Toru Sakurada ー archlute 日本ギター専門学校を卒業後、オランダのデン・ハーグ王立音楽院でリュートを佐藤豊彦に師事。リュート、テオルボ、ビウェラ、バロックギター、19世紀ギターといった撥弦楽器を幅広く演奏し、時代やその音楽にふさわしい楽器を的確に使い分けている。また、すべての楽器にガット弦を用いて歴史的な表現力を引き出す演奏スタイルは、リュートの世界ではまだ数少なく、非常に興味深いものである。ワオンレコードよりリュートソロCD「やすらぎのガット・7つの響き<Varietie of Lute Collections>」をリリース。2010年2枚目のソロCD「皇帝のビウェラ・市民のリュート」をリリース予定。リュート&アーリーギターソサエティ・ジャパン事務局。「ザ リュートコンソート」主宰。「ルストホッファース」「ムジカ エランテ」メンー。2009年6月、地元の越谷レイクタウンにサクラダ音楽教室を新規開校して後進の育成にも力を注いでる。同教室のリュートサロンでは、リュートやギターのコンサートシリーズを企画している。 ■Discography |