■おとくゆる OTOKUYURU 全く異なる分野でそれぞれにキャリアを築いてきた丸谷晶子、岡崎泰正。アイルランド・イギリス・スコットランド等で、長い歴史を生き抜いた「ケルト」の伝承歌の詩を深く掘り下げながら、歌に息づく「心の動き」を二人の感性で捉え、矛盾のない音作りを目指す。「こうあるべきだ」よりも「こうしたい」という共通した志向性から、新しい可能性を求めてスタートした『おとくゆる』は、2008年12月結成以来、精力的にレパートリーを深めながら、定期的に、既成のスタイルにとらわれないユニークなコンサート活動を行っている。2010年、CD「Ivory forest」のリリースを皮切りに全国各地でのコンサート・イベントなどへの出演が予定され、また、透明感のあるサウンドがマスメディアにも注目を浴び始めている。 |
■丸谷晶子 Akiko MARUTANI | Early music singer エリザベト音楽大学卒業。ロンドンのトリニティ音楽院大学院にて古楽声楽を専攻、演奏家ディプロマを得て修了。エラキドニーコンクール2位。ソリストとしてイギリスや日本で、リサイタル・古楽音楽祭・アンサンブル等の演奏活動を行う。E・カークビ−、N・アージェンタ、E・タブ各氏に師事。現在、中世・ルネサンス・バロック音楽を中心とし、イギリス・アイルランドの伝承音楽、バロック以降のイギリス音楽にも取り組む。これまでのレパートリーの中から、様々な国・時代・ジャンルをピックアップし、聴覚のみならず、視覚・嗅覚と組み合わせて音楽の表現をするアイディア多彩な演奏会も行い、古楽と様々な「歌の世界」を紹介している。今後も日本を拠点とし海外でも演奏活動を続ける予定。 ■岡崎泰正 Yasumasa OKAZAKI | Singer-songwriter, Guitarist, Composer 13歳よりクラシックギターを小野剛蔵氏に師事し、同時に様々なギター奏法、音楽理論、アレンジなどを独力で習得。17歳で読売ギターコンクール高校生の部『銀賞』を受賞、19歳で同コンクール大学生の部『銅賞』受賞。自身をカテゴライズせず音楽性に幅を持たせ、シンガーソングライター、サポートギタリストとして、また様々なフィールドへの楽曲提供、演劇とのコラボレーション等を実現してきた。揺-YURA-「SOUVENIR」,「longing」。岸本タロー「春の陽」, 「星の上で」。功刀丈弘「The Man The Fiddler」。大森ヒデノリ「白夜弦想」などでの録音がある。また、父坂東竹三郎一門による『竹登会』、ミュージカル工房『おともだち』の定期公演での劇中歌の作曲と生演奏など幅広く活躍。 |