詳細情報
月の光に魅せられて
摩寿意英子(ハープ)
WAONCD-050 / 62min Stereo / CD 2006年8月10日発売 オープンプライス JAN/EAN 4560205956053
解説:摩寿意英子(日本語、英語、フランス語)
摩寿意英子さんがグランド・ハープで古今の名曲を演奏した名曲集。また、摩寿意さんが委嘱した林晶彦作曲の「光の竪琴」も収録。※2004年にLuceレーベルからリリースの同タイトルCDと同一原盤。
[収録曲目]
- ドビュッシー
- 月の光
- カルドン:ソナタ
- 1.Allegro non troppo
- 2.Rondo-Allegretto
- グリンカ
- 夜想曲
- トゥルニエ
- 妖精 -序奏と踊り-
- D.スカルラッティ
- ソナタ (K.466/L.118)
- ソナタ (K.132/L.457)
- ドビュッシー
- アラベスク第1番
- ピエルネ
- 即興綺想曲
- サルツェード
- 夜の歌
- 林 晶彦:光の竪琴
- 1. 導入「光あれ」
- 2. 瑠璃蝶(おおむらさき蝶)
- 3. 瑠璃光(ステンドグラス)
- 4. 光の竪琴
- 林 晶彦
- 平和を求める祈り(アッシージの聖フランチェスコ)
[演奏者プロフィール]
摩寿意英子 ますい えいこ
7才よりピアノを始める。東京芸術大学日本画科卒業後ハープに転向。同大学音楽学部ハープ科大学院在籍中にイタリア政府給費留学生として渡伊。ローマの国立サンタ・チェチーリア音楽院を最優秀の成績で卒業。帰国後芸大大学院修了。1976年日比谷公会堂において日本フィルハーモニーと、タイユフェールのハープコンチェルトを本邦初演以来、国内及びヨーロッパで、ソロや室内楽の分野で演奏活動。サントリー音楽財団主催コンサートで邦人作曲家の作品を数多く演奏。フルートのマクサンス・ラリューやソプラノのシャルロット・ド・ロスチャイルドなど海外の一流演奏家とも共演。シングルアクションハープや天平時代の復元楽器、箜篌(くご)による演奏も手がけている。CD「恋の鶯」「J.B.クルムフォルツ ハープの為の6つのソナタ 作品8 オブリガート付き(ナデルマン製シングルアクションハープ使用)」がある。神戸女学院大学講師。日本ハープ協会常任理事。
[使用楽器]
Wurlitzer(ウーリッツァー)1920年代アメリカ製
[Recording Data]
- 録音日時・場所
- 2003年11月18日~20日 アートコートギャラリー(大阪市)
- [ 44.1kHz 24bit Recording & Editing ]
- 使用マイク(ステレオペア)
- Earthworks QTC-1mp
- セッティング
- Pair microphones A-B stereo
- プリアンプ
- Grace Design model 201
- ADコンバータ
- Digital Audio Denmark ADDA2402
- レコーダー
- TASCAM DA-45HR
- マスタークロック
- Rosendahl nanosyncs
- Excutive Producer, Recording & Editing : Kazuhiro Kobushi 小伏和宏
- Assistant Director : Yoko Ayabe 綾部曜子
- Cover design & Art works : Masako Saimura 才村昌子〈オフィシャルサイト〉
[録音のこだわり]
ワオンレコード設立以前、摩寿意さん自身のレーベル"LUCE"のために録音したものです。摩寿意さんが1000枚を完売し、リピートプレスするにあたって、ワオンレコードからリリースすることとなりました。アートコートギャラリーの豊かな響きの中で優しい音で収録しています。そのせいか、ヒーリング素材として購入くださった方がずいぶんいらっしゃるとか。 グランドハープの豊かな低音を充分に拾うためにEarthworksのマイクを使っています。その他は基本的に「クルムフォルツ」を録ったものと同じです。DAWが最も古いタイプで、「クルムフォルツ」の時とはAudio Interfaceが異なります。いろいろと技術的制約がありましたが、初めからCDと同じ44.1kHzで録音してリサンプリングを避けるなど、当時としてはできるだけ高音質をキープできる方法で編集もしています。気持ち良く聴いていただける仕上がりになっていますので、ぜひゆっくりとお楽しみください。