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ナポリのリコーダーコンチェルト 演奏会ライブ録画 CDリリース1年後の再演
本村睦幸(リコーダー)
ジュゴンボーイズと仲間たち(古楽アンサンブル)
中丸まどか 天野寿彦(ヴァイオリン) 佐藤亜紀子(バロックギター/テオルボ)
山本 徹(チェロ) 根本卓也(チェンバロ)
WRV-4817-1/2(DVD-R 2枚組) / 37min+46min / NTSC 720x480(16:9) MPEG-2 / 48kHz 16bit リニアPCM Stereo
2021年11月29日発売 税込¥3,960 JAN/EAN 4560205950143 数量限定・直販限定品
解説:本村睦幸(日本語)
音楽方面、録音・オーディオ方面両面から高い評価を得たCD〈ナポリのリコーダーコンチェルト〉の魅力溢れる作品群をライブでもお聴きいただこうと、2021年5月に東京で催された演奏会のライブ録画。緊急事態宣言の最中、客席数を半分にしての開催でしたので、より多くの方にもご覧頂きたいと、数量限定ながらDVD-Videoをリリースすることとなりました。弊社Hi-Res製品の製造ラインで、高品質DVD-Rを使って丁寧に製造しています。また、動画配信サイトvimeoにフルHD画質動画もアップロードしています。URLはこのDVDのブックレットに記載。CDとは異なるライブ感をお楽しみください。
[収録曲目]
[Disk 1] | |
1. | アレッサンドロ・スカルラッティ (1660–1725) |
ソナタ 第7番 ニ長調 Allegro / Adagio / Fuga / Largo / Allegro | |
2. | ニコラ・フィオレンツァ (?–1764) |
コンチェルト イ短調 Grave / Allegro / Grave / Allegro | |
3. | ロバート・ヴァレンタイン (1674–1747) |
ソナタ 第2番 変ロ長調 Adagio / Allegro / Adagio / Allegro | |
[Disk 2] | |
1. | フランチェスコ・マンチーニ (1672–1737) |
ソナタ 第19番 ホ短調 Allegrissimo / Largo / Fuga / Moderato / Allegro | |
2. | フランチェスコ・バルベッラ (1692–1732) |
ソナタ 第3番 ハ長調 Amoroso / Allegro / Flauto Solo Adagio / Allegro | |
3. | ジョバンニ・バッティスタ・メーレ (1704–after 1752) |
ソナタ 第15番 へ長調 Andante / Allegro / Adagio / Allegro | |
4. | ドメニコ・ナターレ・サッロ (1679–1744) |
コンチェルト ニ短調 Amoroso / Adagio / Allegro | |
演奏ピッチ:a’=405 |
[演奏者プロフィール]
1980年代のアムステルダムに学んだ日本の名手、本村睦幸は、アルバム〈無伴奏リコーダー600年の旅〉(WAONCD-140)で聴かれるように、中世から現代音楽までの幅広いレパートリーを持ち、その広い視野から「東京リコーダー音楽祭」をディレクターとして伝説的成功に導いたことでも注目を集める。近年は特に、盟友のリコーダー製作家、斉藤文誉が18世紀リコーダーの最新の調査に基きオリジナル通りのピッチや運指で作る楽器の数々を愛用し、それにふさわしいレパートリーを探求している。ワオンレコードからの5番目リリースとなる〈ナポリのリコーダーコンチェルト〉(WAONCD-370)もその成果が反映されたものである。 共演のジュゴンボーイズと仲間たちは、チェロの山本徹とチェンバロの根本卓也のユニット、ジュゴンボーイズを中心に、気心の知れたメンバーを集めて結成されたアンサンブルである。山本徹は、バッハ国際コンクール他で入賞し、現在はバッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、オルケストル・アヴァン=ギャルド等でも活躍中のチェリストである。根本卓也は、東京藝大で指揮を、リヨンで通奏低音を学び、現在はオペラ指揮者、作曲家、チェンバロ奏者という多くの顔を持つ。バロックから現代に至るまで、特にオペラや劇場音楽に造詣が深い。中丸まどかは、東京藝大とブリュッセルで学び、現在はヒルデブラント・コンソートを始めベルギーの様々なオーケストラにコンサートミストレスとして参加するほか、ソリストとしても活躍している。天野寿彦も東京藝大で学び、日本の様々な古楽オーケストラに参加するほか、リラ・ダ・ブラッチョやヴィオロンチェロ・ダ・スパッラも手がけるなど多彩に活動している。佐藤亜紀子は、東京藝大のほか、ケルン、バーゼル、バルセロナで学び、通奏低音奏者として日本の様々な古楽アンサンブルと共演、またリュート独奏曲の演奏にも力をいれている奏者である。〈ナポリのリコーダーコンチェルト〉が、「ジュゴンボーイズと仲間たち」としての初めてのアルバムだが、意欲的で清新な演奏に惹きつけられる。これからの展開にも期待が高まる。
Photography by Atsuko Ito (Studio LASP)
[Recording Data]
- 録音日時・場所
- 2021年5月28日 ルーテル市ヶ谷センター
- [ 96kHz 24bit PCM Recording & Editing ]
- 使用マイク(ステレオペア)
- MBHO MBP604 + KA100DK高域補償無指向性カプセル
- セッティング
- Pair microphones A-B stereo
- プリアンプ
- Grace Design Lunatec V3
- ADコンバータ(クロックマスター)
- Mytek Digital Brooklyn ADC
- レコーダー
- TASCAM DA-3000
- DDコンバータ
- Weiss Saracon-DSD
- Sound Recording & Editing : Kazuhiro Kobushi 小伏和宏
- Movie Recording & Editing : Lyuta Ito 伊藤竜太
- Photograph : Atsuko Ito 伊藤敦子
- Harpsichord tuning : Masaru Ishii 石井 賢
- Cover design : Kazuhiro Kobushi 小伏和宏
- Sponsor : Yasuhisa Ito 伊藤裕久